Venue D.I.でアコースティックギターライフを便利にした話

アコースティックギターでライブをする頻度が増えてきた

インストアライブや弾き語りの増加で、ここ1年くらいアコギの出番が増えて来ました。ので、iRig acoustic stageを買った訳ですが、使ってて思ったのは、

「やっぱりEQが欲しい…あとブースターも欲しい…リバーブも欲しい…」

でした。欲深い…。なので解決する品を探していたところVenue D.I.が良さそうとなりました。

iRig Acoustic Stageを買ったのでレビュー

2017年3月10日

D.I.とは

D.I.を簡単に説明すると普通のライン(TRS)シールドをキャノン(XLR)シールドに変換する装置です。長い距離(30mとか)を普通のシールドで引くとノイズがのるらしいのでPAやらミキサー卓までの距離が長くなると必要らしいですね。あとインピーダンスをどうにかするとかで必要らしい(あまりよく解っていない)で、一応回路を通るのでバッファーとしても機能するので、プリアンプ内蔵のタイブは積極的に音作り出来ますよということでVenueはコレに相当します。

D.I.の性質上どっちかというとバッファー的な音の変化なので、音ががらっと変わることはありません。(あったら逆に使いづらい)ちょっとしたコンプ感とかEQの変化で演奏し易くなるとか好みに近づくとかはあるかも。

利便性と音が向上する

じゃあなんで買ったかというと大きくは利便性のためです。で実際に使ってみた感想は、とても便利です。

  • 手元でEQがいじれる
  • +9dbのブースターとチューナー兼ミュートスイッチ
  • センドリターンにエフェクターを繋ぐことが出来る(リバーブとか)
  • phaseスイッチやバッテリーチェッカーも便利
  • 9V電池でもパワーサプライでも駆動出来る

これを一個一個揃えようとするとお金かかっちゃいますからね。あと機材はシンプルにしとかないとトラブル起きますから…。

アコースティックギターはPAさん任せ

アコースティックギターはどうしてもPAさん任せの音作りになってしまうので、「EQがこうなっていて欲しい」とか、「リバーブの深さを調節したい」とかなると一々お願いしなきゃいけない上に、思った通りにならない可能性がある。ので、手元で自分でイメージに近い音に作ってしまうのがシンプルかつベスト。小さな会場だと必要最小限のミキサー卓しかなかったりするので尚更です。

まとめ

買ったら役立つ人

  • ギター側にEQやボリュームが無い
  • 多人数編成でリードを弾いたり、曲の途中で一定量のレベルの変化をつけたい
  • 小さなライブバーやインストアライブで演奏する機会がある

上記に当てはまる人は、満足度の高い買い物になると思いますので、検討してみてはいかがでしょうか。

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