iRig Acoustic Stage買いました
アコースティックギターでのライブや弾き語りのライブの機会が増えたのにも関わらず、Taylorに載せていたピックアップが故障中だったので、この間のNAMM2017で発表になった「iRig Acoustic Stage」を発売直後であんまりレビューもないので「人柱になってみるか!」という気持ちで買ってみました。
音と手軽さ◎
実際にライブをしてみた結果ですが、手軽さと音はとっても満足!
「iRig Acoustic Stage」はどんなギターにも簡単に着脱可能なので複数のギターやウクレレに使用することが可能で、ボディに特別な加工も必要ないのも大きな特徴です。サウンドホールに右側の三角形のマイクをクリップみたいに挟むだけで、すぐにマイクとして使えます。
着脱が簡単な上にサウンドも良好なので、とりあえずなんか手軽にアコギにピックアップ載せたいなー。という人にはうってつけの商品じゃないでしょうか。音色の切り替えに関してもおおまかに選べるのでEQやボリュームのついていないギターでも簡単な調整なら可能。AUXのインプットもついているので、「ピエゾのピックアップは載ってるんだけど、音がちょっと固くて使いづらい…」という人は、ブレンドして音を作ることも可能です。
手持ちのアコギを全てエレアコにできる!
これが凄まじい利点です、一々全部のギターにピックアップ載せてたらお金幾らあっても足りませんしね。あと生鳴りの変化とかも気にしなくて済むし。
気になるところ
実際にライブで使ってみた感想としては、音色的な部分よりハードウェアとしての性能がちょっと気になりそう。マイクと本体を繋ぐ配線が細くて「ワイルドな演奏スタイルだったり、ステージ動き回ったりして引っ掛けたら…」なので、大切に扱いましょう。機材は大切に。
変化球的使い方もできる
実はStageと名がついていながら真価を発揮するのはRECかもしれなくて、「アコギ録音したいんだけど、エアコン止めたり鼻息入ったりしてリテイクするし億劫だなぁ…」となっている現状で、マイクを立てる必要も無くエアコンの騒音も椅子の軋みも気にせず録音出来るのは録音のハードルが下がるかも。
後は地元に帰省してライブする時に「アコギ持って帰るの面倒くさい!」となっても、実家においてある普通のアコースティックギターをエレアコにすることも可能。とか、海外遠征が多い人で自前のギターを持っていくことに不安がある人とかも、現地のギターにこれをくっつけてエレアコにするとか、iRigならではの手軽さを駆使して、活動を便利にすることも可能かもしれません。
まとめ
iRig Acoustic Stageをおすすめする人
- アコギをライブで使いたい人
- ギター本体を加工するのが嫌な人
- 複数本アコギを持っている人
などですかね、一つでも当てはまったら検討の余地アリだと思います。
僕もなんだかんだライブが多くなってきたら新しいピックアップを検討しようと思っていますが、プリプロで気軽に録音したり着脱可能なマイクシステムとしても長く使える画期的な製品だと思いました、この値段なら買って損なしですよ!
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