Audio-Technicaの密閉型ヘッドフォンを購入したのでレビュー。
早速なのですが、とてもオススメです。これは間違い無い、今すぐにでも買った方が良いと言える決定機といえます。良い点を幾つか紹介します
①海外で絶大な人気を誇る定番機種
前に900STと7506を比較した時にも話題にあげたのですが、M50Xは海外でモニターヘッドフォンの定番機種になっており、Audio-Technicaは海外で「M50xを作ってる会社」という認識になっているくらい圧倒的な知名度を誇る製品になっています。
かくいう僕も海外の音源のような音像を求めた時に、「海外の定番機種を揃えた方が近くなるのでは?」と思い導入を決めました、海外のAmazonのレビュー数はとんでも無い数になっています。ホームスタジオはもちろんのことプロユースのレコーディングスタジオでも使われている映像を幾つも確認できます。
②フラットでは無くても、音源が良くなる
M50xは必ずしもフラットなヘッドフォンでは無い、んですけどこれでミックスするとMIXがよくなります。要因としては音の見え方だと思います。キックが大きく解りやすいんですがキックの質感が”見え”ます。なのでキックの作り込みの時に質感の判断がしやすい、同じように個別の楽器でも、音のディテールが判断しやすいのでミックス全体の質感がよくなります。
あとは、M50xでミックスすると、他の機器で再生した時のズレが起こりにくいです。今までは結構書き出して、その後iPhoneやPCで再生したりしながら微調整をしていく時に何回もやり直していたんですが、今はその回数がだいぶ減りました、場合によっては一回でもうある程度いいバランスになってしまうこともあり、これがかなり驚きました。
モニターヘッドフォンに自分が求めるのは音の正確性というよりも、他の再生環境でも自分の狙いの音を作れるかどうか、なんだということが発見できたことがM50xを買って一番良かったことでした。
③ヘッドフォンだけでも充分ミックスできる
今までは大部分をスピーカーでミックスして、細かい部分の確認をヘッドフォンでしていたんですが、今は全く逆になりました。
ヘッドフォンで大部分をミックスして最終チェックでスピーカーを使うような感じです、それでも今まで以上の仕上がりになるので手放せなくなりました。
夜間や住環境によって大きい音でミックスできないのは日本では尽きない悩みなので、下手なスピーカーならM50xを使った方がいいと思います。
M50xレビューまとめ
正直あんまり教えたくないんですけど(定番だから意味ない)でもオススメする以外ない出来です。他にも素晴らしいモニターヘッドフォンはありますが、この値段でこの音っていうのは、他にないんじゃないかな。
M50xとてもオススメですよ。
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