SONYとBOSEのノイズキャンセリングヘッドフォンを聴き比べて来たので検討する

とにかく静かな場所をこよなく愛していまして、街中のノイズどうにかならんかなと思っていたので、ノイズキャンセリングヘッドフォンを聴き比べて検討することに。

SONYかBOSE

ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドフォンとなると、ほぼSONYとBOSEしかない、それくらいニッチな市場みたいです。需要あると思うんだけど作るの難しいんでしょうね。beatsも出してるんだけど、試聴機のL側が音出てなかったのと強制ペアリングされてるプレイヤーが謎の誤動作を起こしており聴けなかったので除外しました。家電量販店だとたくさんの人が触るからしょうがないよね。

比較対象機種

SONY WH1000XM3

SONYのフラッグシップモデルです。最近CMがすごい放送されているので見掛けたことがある人も多いと思う。

試聴前の印象としては、SONY製品は全体的にすごいSONYっぽい音がする。ウォークマンとかヘッドフォンとか今まで所有していた物は、それを繋げると全部音がSONYっぽくなります。

あとは製品の作りはしっかりしてるなと思うことが多いかな、900STとか7506とかもやっぱり定番として長く使えるというのプロダクトとしての重要な要素だと思うし。

BOSE Quietcomfort 35ⅱ

BOSEのノイズキャンセリングワイヤレスのフラッグシップモデル。

試聴前の印象は、低音がブンブンいいそう。ぶっちゃけあんまり良い印象を持ってない、多分練習スタジオなんかにある吊るしのモニターの音をあんまり良いと感じないからでしょうかね。ナチュラル、フラットが好きなんで最初から選択肢にいれてないというのもある。

あと年配の人みんな好き、JBLとBOSE。

比較①着け心地

ヘッドフォンの大事な要素。着け心地です。

まずはSONY。フカフカしてる。肉厚なクッション。密閉されてる。ノイズキャンセリングをいれなくても結構静かになってくれる感じ。
側圧は普通かな、普通ってことは長時間かけてると痛くなる感じてす。ヘッドフォンの宿命なので仕方がない。

次はBOSE。軽い。ふわふわ系。あんまり密閉感は強く無い。比較してわかるくらい軽いので、長時間かけるならこっちかな。
側圧はやや弱め、SONYよりかは長時間かけても負担が少ないと思う。けど値段なりのイヤーパッドかというとなんとも言えない。SONYの方が高級感ある感じ。

  • フカフカリッチ系短時間使用ならSONY
  • 軽め快適系長時間使用ならBOSE

って感じでした。

比較②ノイズキャンセリング

ここが醍醐味です。肝心のノイズキャンセリング。SONYの圧勝。

頭2つ分くらいSONYの方が強い。具体的に言うと、低音のシグナルの処理は殆ど変わらない感じ。電車や車の騒音だとか、エアコンの低周波系なんかの機械系の駆動音に関してはどちらも同じくらいノイズカットしてくれます。

SONYはそれに加えて、ミッドレンジの人の話し声とか、高い部分の音も綺麗に処理してくれます。流石に無音にはならないけど、かけた瞬間に「すごい」って言っちゃうくらいノイズが無くなる。なので、結構うるさいカフェとかファミレスとかで作業することがあるんだよね、っていう人はSONYで良いと思う。

でもBOSEはあえて、安全性なんかの兼ね合いも含めて人の声はカットしすぎないようにしているのもあるんだと思う、落し物して急に声かけられたりすることもあるし。
逆にSONYは散歩しながら聴くとかは危ないくらいノイズカットしちゃうので、ポケットから小銭ばらまいても絶対気づかない。もちろん、ノイズキャンセリングの強さも調整できるので、外では少し抑えるという使い方もできますね。

比較③音質

一番大事な要素でもあります。ヘッドフォンの性能。BOSEの勝ち

90%ぐらいSONYに傾いてた気持ちをぐっと戻したのがBOSEの音でした。全然イメージと違う感じ。結構フラットめで、キックの定位がセンターにビシっとある感じ。音に関しては家電量販店みたいなノイズがめちゃくちゃ多い場所では判断が難しいんだけど、解像度も高いし、素直に聴いてて気持ちいいと感じる音だった。ソースは選ばないです、何聴いても気持ち良く聞こえると思う。

SONYに関して言えば、ちょっと安易にローをブーストしすぎてしまったかなという感じ。定位感も曖昧なローからローミッドが他の帯域をマスキングしてる感じで、かなりソースを選ぶ、というか、あまり綺麗には聴こえない。
変な例えだけど、BOSEに持ってた印象の音がSONYのヘッドフォンから出て来たみたいな感じ。

あとは飽くまでiPhone8のSpotify Premiumという環境下での比較なので、これがSONYのウォークマンだったり、内臓の違うアプリだったりするとマッチングが代わるので、音に関しては自分で判断するのが一番です。

ただ、EQを積極的にいじらないといけないようなチューニングのなされている機器はそもそも好みじゃないので、音はBOSEって感じだと思います。ただどちらも手放しで絶賛できる程の音質じゃないので、もっと良い音を出しても良い気はします。

比較④操作性

次は操作性。これは僅差でBOSEかな…。

SONYとBOSEの大きな違いはというと、物理ボタンの有無。SONYはボリューム操作や曲の送りなんかをヘッドフォンの右耳の表面をタッチ操作して行います。対してBOSEはボタンをカチカチ押す昔ながらのスタイル。

というか昔から思ってるんですけど、ヘッドフォンにボリュームとか曲送りの機能とか必要?そういうのはDAPでやったら良くない?個人的にはどんな電子機器においても、機能が増える=故障箇所が増えるのペイオフがあるので、ボタンは極力少なく、機能は最低限な物を最大限便利にって感じにして欲しい。

話が逸れました、SONYの方はボタンの数が少ない割に、長押ししたりすることで別の機能を呼び出せたりするお陰で誤操作が起こりやすいです、BOSEは基本的に一つの機能に一つのボタンなので解りやすい、デザイン的にはSONYかもだけどBOSEの方が無理がないかなという感じ。

あと海外のレビューで、ものすごい寒い環境下で使うとタッチセンサーが誤動作するバグがあるらしいので、寒い地域に住んでる人はそこら辺要確認と思います。

比較⑤デザイン

ヘッドフォンにも色々ある中で市場価格が3万6000円となると、カジュアルなリスニングにおいては高級機になるので、それに見合ったプロダクトデザインかというと、さっきの話とは対象的になりますが、SONYのほうがタッチセンサーだったり見た目の高級感やノイズキャンセリングの機能など、所有している満足度は高くなりそう。

BOSEは外でノイズキャンセリングをしながら音楽を楽しみたいという用途において、すこぶる高い点を出していますが、全体的にちょっとチープさを感じる側面もあって、値段に見合っているかというのも少し疑問はあるところ。

見た目としてのデザインは好きずきですけど、SONYの方がハウジングがでかいので顔が小さくないと結構存在感ある感じになりますね。BOSEの方が薄くて存在感が少ない。

電池持ちはSONYの方がBOSEよりも10時間長いらしいけど、毎日携帯充電してる現代人にとって毎日の充電でもそんな苦ではないと思う。

比較⑥Bluetooth接続

Bluetooth接続はSONYの方が安定して繋げます。BOSEの方が距離が離れると弱い。ただ、接続する時はSONYに関しては一度ペアリングを解除してから別の機種に接続しないといけないのが面倒くさい。

BOSEは2機種まで登録出来るので、スマホとPCとか、何機種か接続予定のある人はBOSEが良いんじゃないかなと思います。

比較まとめ

WH-1000 XM3Quietcomfort 35ⅱ
①着け心地
②ノイズキャンセリング
③音質
④操作性
⑤デザイン
⑥Bluetooth

まとめたんですけど、めちゃくちゃ僅差です。

全部の項目で一長一短あり、正直決められません。BOSEかな!BOSE買って下さい!でもほんとSONYのノイズキャンセリングめちゃすごいんで、それぐらい尖った性能が一つあった方が、何個かヘッドフォン持ってたりする人は競合しなくて良いと思う。

僕は悩みすぎて結局買ってないです。というかヘッドフォンも5つくらいあるんでそもそもそんなに要らないです。耳2個しかないし。とても勉強になった。急いでないんで、次の新製品でどうしても欲しい!と思ったら買うことにします。

関連記事