ダンブル系オーバードライブペダル7選|ブティックアンプ最高峰のサウンドを足元に!

伝説のアンプとして名高いダンブルアンプ。恐らく私たちの誰も所有することが叶わないアンプですが、勿論その素晴らしいサウンドを簡単に諦めることはできません。そこで、この記事ではコンパクトエフェクターの小さな筐体に、ダンブルサウンドを再現したペダルを紹介します。馴染みのペダルから、あまり見かけないモデルまで、魅力的な8種類のペダルを紹介します。

ダンブル系オーバードライブ7選

  1. Hermida Audio – Zendrive
  2. Mad Professor – The Simple
  3. J.Rocktt – The Dude
  4. Shin’s Music – Dumbloid
  5. Weehbo Effekte – Dumbledore
  6. Van Weelden – Royal Overdrive
  7. ETHOS – OVERDRIVE

1.Hermida Audio – Zendrive

ダンブル系オーバードライブとして、恐らく最も有名なペダルが“HERMIDA AUDIO ZENDRIVE” 。Alfonso Hermidによってデザインされたペダルで、Robben Fordのダンブルトーンを基に設計されたモデルです。ロベンがダンブルを使えない時に彼自身のペダルボードに組み込まれていることからも、そのサウンドクオリティーが伺い知れます。

Vol Gain Tone Voiceの4つのノブから構成されており、Voiceゲインの総量とボトムエンドのレスポンスに作用するものとのこと。

ダンブルアンプと同じく、コントロールは相互干渉しあっているため、好みのサウンドを探す楽しみが深いペダルでもあります。


2.Mad Professor – The Simple

MAD Professor Simbleはダンブルのオーバードライブスペシャルを基に設計されたペダルです。Level Sensitivity Contour Accentの4種類のノブはそれぞれアウトプット、ゲイン、トーン、ピックレスポンスをコントロールするノブです。

ダンブルサウンドに肉薄した音色を聴くことができます。


3.J.Rocktt – The Dude

J Rockett – The DUDEはRobben FordとLarry Carltonが所有しているOVER DRIVE SPECIALを基に設計されたペダルです。LEVEL TREBLE DEEP RATIOの4つのコントロールからなるペダルで、DEEPはハイとローのレスポンスを、RATIOはゲインサウンドとクリーンシグナルのブレンドを担当するノブです。


4.Shin’s Music – Dumbloid

Dumbloidは30年に渡りDumbleのテクニシャンを務めたShin Suzuki氏が作り上げたペダルで、何よりも直接ダンブルアンプをメンテナンスしていたテックの方が作り上げたという高い信頼性に基づいたペダルです。

DRV (gain) ACCENT (Cut/Presence) TONE VOLJAZZ/ROCKの切り替え可能なスイッチが搭載されており、ソフト/ハードなレスポンスを切り替えて使用することができます。 


5.Weehbo Effekte – Dumbledore

Weehbo DumbledoreこちらもOverdrive Specialを基に設計されたモデル。2chのモデルで、どちらにも作用するEQLEVELに、DRIVEMOREのコントロールでそれぞれのチャンネルのゲイン量をコントロールします。同様にMID FREQセレクターでミドルのツマミの効きを500Hz,1kHz,2kHzから選択することが可能です。


6.Van Weelden – Royal Overdrive

Van Weelden Royal Overdrive
created by Rinker

Van Weelden Royal Overdriveはペダルというよりプリアンプといったモデルで、様々な使い方が可能なモデルです、4バンドEQ,MASTER ,PRESENCE 3ポジションのBRIGHTスイッチ、クリーン/クランチを切り替え可能なA/BスイッチとGAIN BOOSTスイッチまで搭載されたモデルです。


7.ETHOS – OVERDRIVE

ETHOS OVERDRIVE
created by Rinker

余りの完成度に海外で”狂気の果て”とも形容されるのがETHOS OVERDRIVEです。このデュアルチャンネルペダルは独立したEQとGAINコントロールをそれぞれに持ち、Speaker Simulation Output, DI Interfaceなど数々のコントロールが搭載されています。海外では”試してみたけど複雑すぎて結局4ノブのモデルにしたよ”との声も上がるほど。使いこなせれば史上最もダンブルに近いサウンドが得られると好評のモデルです。