Flying Lotus -使用機材-

アメリカ合衆国出身のプロデューサー/DJ。アメリカを代表するサックスプレイヤーであるJohn Coltraneを大叔父に持つ、”Captain Mourphy”名義でラッパーとしても活躍するなど他分野に渡り天才的な才覚で、国内外を問わずコアな音楽ファンから熱狂的な支持を得ている彼の音楽を支える機材にフォーカスする。

使用機材

《Keyboards & Synth》

Keyboards & Synth(5)
Moog Minimoog Voyager
created by Rinker
◎彼のスタジオ内に確認できるmoogのシンセ。Instagram内で確認できる。

“Such a Square”の製作時にmoogからこのモデルのプロトタイプを受け取って制作に使用したとのコメントがある。

Fender Rhodes
created by Rinker
◎彼の制作スタジオにあるFenderのエレピ。その他様々なキーボードと同様に設置されている。MkⅡのモデルのようだ。

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KORG(コルグ)
◎Vineに投稿された動画の一部で使用している姿が確認できる。

◎彼のデスクに確認できるシンセ。

《Plugin & Software》

Plugin(2)
◎Spectrasonicsのインタビューによれば彼の最新アルバム “Flamagra”の制作で、同社のKeyscapeとOmnisphereが使われたそうだ。

◎同上。

《Studio Equipment》

Monitor Headphone(1)
◎audio-technicaのモニターヘッドフォン。彼のTwitterのコメントで”いつも愛用してやまないヘッドフォンだ”とのコメントがある。
Monitor Speaker(4)
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M-Audio (エムオーディオ)
◎彼のTwitterで”始めはM-Audio BX8使っていて、それからDynaaudioに変えて、それでまたBX8に戻して…最近別のスピーカーを買ったんだ。”とのツイートがある。名前の挙がっているのはこのモデルだ。

◎上記のツイート内のDynaaudioのモニタースピーカー。参考資料のYouTube内に確認できるモデルだ。

◎彼の自宅スタジオ内に確認できるモデル。

ATC SCM45A Pro Dual 7″
created by Rinker
◎同様に制作風景内に確認できる。現段階での最新機種はこのモデルだろうか。
Sampler(6)
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Akai Professional(アカイプロ)
◎AKAIのMIDIパッド。彼のライブ機材の中でもとりわけ重要なパートを占めているようで、どのライブパフォーマンスやライブ写真を見ても写り込んでいるのが確認できるモデルだ。

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M-Audio (エムオーディオ)
◎2008年以前のセットでAKAI MPDと同様の役割を果たしていたモデル。現在は使われている姿を見かけることはなさそうだ。

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Akai Professional(アカイプロ)
◎AKAIからプレゼントされたとコメントにあるサンプラー。Instagram内で確認できる。

◎参考資料の動画内に確認できるモデル。真剣な眼差しでスクリーンに釘付けになっている彼の手元にあるのがこのモデルだ。

◎数多い彼の機材の中でも気に入っているモデル。”Ableton Pushを気に入っている理由の一つは”スタートレックの世界へ誘ってくれるような”感じがするところだよ。プロダクションについてちょっとでも知っている者なら、快適で素早く操作できると感じるだろうし、俺のすることにきちんと付いてこれるって感じがするのさ。”と語っている。ちなみにこのインタビュー時にリリースされていたのはPush 2ではなく1の方だ。

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Roland(ローランド)
“Until the Quiet Comes”のレコーディング風景に確認できるMIDIパッド。ドラムセットのスネアのある辺りにセッティングされている、
MIDI Keyboards(1)
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Akai Professional(アカイプロ)
◎彼の散らかったデスクの画像に確認できるモデル。
Studio Equipment(2)
Roland Space Echo RE-201
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◎彼のスタジオ風景に確認できるヴィンテージのエコーマシン。

Solid State Logic XL-Desk
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◎彼が愛用しているミキサー。SSLのインタビューで”XL-Deskを手に入れる前は、どうやって音にスペースを作りつつ、ダイナミックにするかってことが一番の問題だったんだ。ベースサウンドをクリアにすることもね。どうやって3Dの奥行きを広げるか、そういうことと長い間格闘してきたんだ。長い間アナログの温かみを求めていた、”アナログの深み”が欲しい、ってね。XL-Deskを通して自分の音源を聞いた時、音がナチュラルに聞こえたんだ。そのままのサウンドって感じで。”と語っている。
DAW(2)
◎彼の制作とライブ両方で、重要な役割を果たしているのがこのDAWだ。”皆んなにはAbletonを強くおすすめするよ。最も先進的なDAWだと感じるね。”とインタビューでも語っている。

◎彼の主要なDAWとして長年使われてきたDAW。現在はAbletonを使用しているようだが、幾つかのプロダクションではReasonを使用することもあるようだ。

参考資料