strymonから新たな製品がリリースされました。
コンプレッサーペダルといえばOB1が同社の初めてのコンプレッサーペダルとして有名です。オプトコンプの名機で、スタジオタイプのコンプをペダルボードに導入したいプレイヤーにとっては有力なチョイスでしたが、残念ながら今年初旬にstrymonはOB1のディスコンを発表しました。
そしてその後継機、新機種としてCOMPADREがリリースされたのです。
COMPADRE|機能オーバービュー
Pete Celiによれば、”COMPADREを設計するにあたり、私達はOB1の機能を拡張した物を作りたいと考えました。COMPADREはStudio/Squeezという2つの異なるコンプレッションタイプを選択できます。
COMPADRE -YouTube
スタジオモードはOB1タイプのコンプレッションスタイルで、対してスクイーズモードはよりヘビーなコンプレッションと長いサスティンを生み出します。同様に3EQタイプに切り替え可能なブースターも搭載されています。
OB1はギター向けのペダルとして設計しましたが、COMPADREはギターとベースに向けて設計され、20Hzまでの低域に対応しています。”とのこと。
- アナログVCA (Voltage Controlled Amplifier) サーキット
- 独立した3タイプのEQオプションを持つブースト回路
- Dirtyブーストはオーバードライブが付与される
- DRYノブはアタックのトランジェントを保てるようドライ/ウェットの調整が可能
- ディスクリート超低ノイズClass A JFET プリアンプ搭載
- TRSエクスプレッションペダルで、ボリュームペダルとしても使用可
- MIDI – 1/4TRSを通じた300プリセットとパラメーターコントロール
- S/N 109dBのノイズフロア
これらを見ても解るように、OB1のアップグレード版と捉えてよいと思います。個人的には20Hzの低域まで対応しているとのことで、ベース用コンプレッサーペダルとして、かなり優れた性能を持っていると感じました。
仕様詳細は公式サイトまで。
strymon - COMPADRE 発売時期 - 発売中 価格 - ¥38,500-