Ibanezからシグネイチャーモデルの情報です。
製品概要|オーバービュー
タッピングに最適なJGMオリジナルの左右非対称ボディ形状
ギター本体を直立させたときに、正面向かって右側の高音弦側を左側と比べやや小さく設計した、高音弦側のボディ・サイドへのアプローチが容易でタッピングしやすいオリジナルの左右非対称ボディ形状です。大きくなだらかな形状のカッタウェイは高音域フレットへのアプローチのしやすさのためではなく、パーカッシブなパフォーマンスを見据え叩く面積を大きく確保するために設計したものです。
“Low-end”サウンドを重要視した設計
低音域のフリケンシー・レスポンスに重きを置き、それが得られやすいようにボディはIbanezのどのモデルよりも大型に設計しています。また、ブレーシングにはサーモエイジド材を用いたモディファイドXMブレーシング・パターンを採用しています。IbanezオリジナルのXMブレーシング・パターンと比べ、トーンバーを下げて配置することでTOPが動きやすくなり、結果中音域が減衰し、反対に低音域が一層強化されます。
フィンガースタイルに最適なサウンドと幅広いトーンを再現するピックアップ
Fishmanと共に開発したJGM10専用サウンド・システムです。(トリプル・マイク仕様123)サウンドホール部にはFishman® Rare Earth (レア・アース)Mic Blend Active Sound holeピックアップをマウントしています。レア・アースは1ネオジム・マグネットのハムバッキング・ピックアップと2コンデンサ・マイク(単一指向性)とを組み合わせた、多くのフィンガーピッキング・プレイヤーから太鼓判を押される大定番ピックアップ・システムです。これに加えブリッジ下には、タップ・サウンドのみにフォーカスを当てた3Fishman製TAPピックアップを装備しています。サウンドホール低音弦側にマウントされるコントロール・ホイールで、そのブレンド量を調整可能です。
デュアル・アウトプット仕様
・エンドピン・ジャックのみにケーブル接続した場合 ⇒ レアアース12とTAP3とをミックスして出力
・エンドピンとオープン・ジャックそれぞれにケーブルを接続した場合 ⇒ エンドピン・ジャック:レア・アース12を出力、オープン・ジャック:TAP3を出力
(注:オープン・ジャックのみにケーブルを挿しての使用は出来ません。)
ファイバーグラス製の専用ハードシェルケース(FRS900JA)付属
アーティストモデルですが、性能は申し分ないモデルですので、ファンでない人も是非チェックしてみましょう。
製品詳細は公式サイトまで。
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