Ibanezからエレアコの新製品情報です。
製品概要|オーバービュー
益々盛り上がりを見せるフィンガースタイル・シーンにあって特にモダンなスタイルと言えば、ベースのように低音域のボリュームとトーンとを重要視し、ドラムのように多彩でパーカッシブなボディ・タッピングを多用した、一人のプレイヤーがギター1本であたかも複数の楽器を演奏しているかのようにパフォーマンスするスタイルではないでしょうか。2021年にIbanezアーティストに加わったJon Gommも、まさしくその旗手のひとりです。そんなJonのシグネチャー・モデル”JGM”をヒントに、モダン・フィンガースタイル奏者に最適な1本として開発したギターがこの”PA”です。まさしく”舞台芸術”と呼ぶにふさわしいステージを繰り広げる、技巧派アコースティック・パフォーマーに手に取って貰いたい1本になっています
Ibanez Official
アフリカンマホガニー / パーフェロー 5pcネック
3pcのアフリカン・マホガニー材で2pcのパーフェロ―材を挟み込み、アコースティック・サウンド&トーンと剛性との両立を追求したネックです。シェイプはやや広い指板幅と薄めの握り(厚み)に加え400mm指板Rと、素早い運指や弦タッピングのしやすさなど技巧派奏者が好む仕様です。
ジャーマン・スプルース単板材TOP / パーフェロー材SIDES&BACKボディ
音像が明瞭でクラリティに富んだ重厚なサウンド、反応性が良く奏者の表現幅が拡げやすいためにアコースティック楽器のサウンドボードとして多くの楽器で長く定番として使用されるジャーマン・スプルース材単板材をTOPに、SIDES&BACKには硬質なパーフェロー材を採用したボディです。ボディ・タップがしやすく、低音域とタップ・サウンドを活かす設計のオリジナル非対称シェイプこそ、最大の特徴です。
Ibanez AP11マグネティック・ピックアップとアンダーサドル・ピックアップ、さらにコンタクト・ピックアップのトリプル・マイク仕様
マカッサル・エボニー材指板&ブリッジ
中低音域のタイトさ、高音域のアタックに富み、豊かなサスティーンとレスポンスの良さが特長です。
またブリッジはJon Gommシグネチャー・モデル同様、ブリッジピンを使用せずエンド側からブリッジへ通してセットする設計です。
655mmスケール/ジャンボ・フレット
変則チューニング時もテンション感を維持するため、 タッピングしやすいジャンボ・フレットを採用しました。
スケール長は普通のアコースティックよりやや長くしています。無漂白牛骨オイル漬けナット&サドル
D’Addario® XTAPB1356, Coated, Phosphor Bronze
巻弦からプレーン弦まで6本全ての弦にコーティングを施し、チューニングの安定性や強度、弦の寿命を向上させたD‘Addario®社のXTシリーズのフォスファーブロンズ弦を採用しました。
専用ギグ・バッグ付属
エレキギターの印象が強いIbanezですが、アコースティックもプレイアビリティや価格と音質のバランスも良く、根強い人気があります。モデルによりピックアップの数が3つと2つで分かれていますので、自分の求めるサウンドに近いモデルをチョイスするとよいでしょう。気になった方は是非チェックしてみてください。
製品詳細は公式サイトまで。
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