PreSonus Studio One 5.5|オートメーションやクリップ・ゲイン・エンベロープ、マスタリング関連の新機能を搭載したフリーアップデートがリリース!

PreSonusの新製品情報です。

製品概要|オーバービュー

Studio One 5.5フリー・アップデートは、プロジェクト・ページのNO.1リクエストだったオートメーションやクリップ・ゲイン・エンベロープのサポート、日本のデジタルテレビ放送で採用されているARIB TR-B32に加えApple Music/Apple Podcast/Netflix/Spotify/YouTubeなど主要ストリーミング・サービス向けのラウドネス・プリセット搭載、デジタル・リリース用に複数フォーマットへの一括エクスポートやストリーミング用コンバートを高品位に実現する新しいハイエンド・ディザリング・アルゴリズムなど、現代的なマスタリング新機能や数々の機能向上を実現しています。

VERSION 5.5の新機能
Studio One 5.5フリー・アップデートは、プロジェクト・ページのNO.1リクエストだったオートメーションやクリップ・ゲイン・エンベロープのサポート、日本のデジタルテレビ放送で採用されているARIB TR-B32に加えApple Music/Apple Podcast/Netflix/Spotify/YouTubeなど主要ストリーミング・サービス向けのラウドネス・プリセット搭載、デジタル・リリース用に複数フォーマットへの一括エクスポートやストリーミング用コンバートを高品位に実現する新しいハイエンド・ディザリング・アルゴリズムなど、現代的なマスタリング新機能や数々の機能向上を実現しています。

プロジェクト・ページでオートメーションをサポート
プロジェクト・ページの機能リクエストでもっとも多かったのがオートメーション。Studio One 5.5で遂に実装です。マウスやハードウェア・コントローラーでリアルタイムまたは8つの異なるモードを持つパワフルなペイント・ツールを利用して、トラックとマスター・ボリュームおよびプラグイン・パラメーターにオートメーションを設定可能。用途に合わせて、ボリューム・オートメーションを適用したり、時間の経過と共に緩やかなコンプレッションをかけてコーラスを盛り上げたり、ステレオ幅をダイナミックに調整してアルバム全体で一貫したステレオ・イメージを実現するなど自由自在です。

一度作成したオートメーション・データは、便利な括弧ツールや変換ツールを使用したり、矢印ツールを使用してオートメーションのラインやカーブの形状を直接編集したりと様々な方法で修正も可能。特定のプラグインのパラメーターにオートメーション・レーンを追加するのも2クリックで完了!オートメーションは、個々のトラックとマスター・ボリュームおよびマスターバス上のトラック・インサート・エフェクト・プラグインやプラグインにも利用できます。

プロジェクト・ページでクリップ・ゲイン・エンベロープをサポート
プロジェクト・ページでクリップ・ゲイン・エンベロープがサポートされ、ダイナミクス系プラグインを使用することなくマスタリング時のゲインを正確に修正できるようになりました。クリップ・ゲイン・エンベロープは、コンプレッサー・プラグインやリミッター・プラグインを追加することなく、サウンドが大き過ぎたりソフト過ぎたりする問題を修正するのにパーフェクトなツールです。カーブをクリックしてポイントを任意の位置へとドラッグするだけでゲイン・エンベロープにブレークポイントを追加でき、クリップ・ゲインへの変更はオーディオ波形に即座に反映され信頼性の高いビジュアル表示が得られます。クリップ・ゲイン・エンベロープはサンプル精度なため、ボイスオーバー・テイク全体からクリップやポップ・ノイズまで様々な修正にも応用できます。

プロジェクト・ページでリッスン・バスをサポート
プロジェクト・ページでリッスン・バスがサポートされ、マスター出力には影響を与えることなく、別のエフェクトをかけた別の出力経由でモニターできるようになりました。これにより、マスタリング中にSonarworks Referenceなどの室内音響補正プラグインやWaves Abbey Road Studioなどのヘッドフォン・モニタリング・ツールを併用できます。

プロジェクト・ページでトラック変換をサポート
トラック変換がソング・ページだけでなくプロジェクト・ページでも利用できるようになりました。トラック変換では、マスタリング済みトラックのレンダリング・ファイルを作成し、全てのインサート・エフェクトとオートメーション・パラメーターと共に可逆的かつ非破壊的にファイルに書き出すことが可能。これにより、マスタリングを変更不可能な形で保存することなく、セッションに必要なコンピューター処理能力を抑制できます。

デジタル・リリース用に複数フォーマットへ一括エクスポート
プロジェクト・ページの[デジタルリリース]ウィンドウに選択可能なオーディオ・フォーマットのリストが表示されるようになり、ワンパスで書き出し可能で追加のレンダリング時間も必要ありません。各フォーマットにはそれぞれ独自の書き出し設定が用意されており、マスタリング済みデータを24bit/96kHzの高解像度WAVとストリーミング用AACを同時に書き出すことも素早く行えます。

デジタル・リリースに不可欠なラウドネス・プリセットを収録
プロジェクト・ページの[デジタルリリース]ウィンドウに追加された新しいオプション[ラウドネス]では、エクスポート時のラウドネスとトゥルーピークの目標値を設定可能です。どのような値を設定すれば良いのか分からなくても問題ありません。Studio One 5.5には、日本のデジタルテレビ放送で採用されているARIB TR-B32や、Apple Music、Apple Podcast、Netflix、Sound Cloud、Spotify、TIDAL、YouTubeなど主要ストリーミング・サービス対応のプリセットを網羅しており、プリセットを選択するだけで自動的に値が設定されます。もちろん、独自のラウドネス設定を作成して適用することも可能。

プリセットを選択すると書き出し時に各トラックが分析され、選択したプラットフォームの基準に合わせてラウドネスとトゥルーピークが自動的に合わせられます。トラックのラウドネスは選択したプラットフォームに対してベストとなるようにチューニングされているため、リスナーがボリューム・ノブに手を伸ばすことはなくなります。

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